内祝い

出産の場合は元々は子供が生まれた喜びを込めて親戚や友人などへ配るものだったようです。内のお祝いだからそういう名前になっています。我が家におめでたいことがあったからその喜びをお祝いの品という形に変えて他の人にもお分けしようという考えです。ただ現代においては出産祝いをもらった時のお礼の品という位置づけになっていますね。

贈る時期に関してはお宮参りが終わった頃である、産まれてから30日を目安にするのがマナーです。あくまでも出産祝いを頂いた方全員にお返しするのを忘れないようにしましょう。

出産だけではないです。結婚披露宴で配られる引き出物も元々はそこから来ています。なので披露宴会場ではあらかじめ席に置いてありますよね。結婚のお祝いをもらった後のお返しではありませんよという意味が込められているそうです。

引き出物では最近カタログギフトが本当に多くなりました。これに関しては賛否両論ですね。私はカタログギフトもらったらとても嬉しいです。選ぶのも楽しいですしね。面倒だから相手に任せちゃえって発想であげるのは失礼という意見がありますが、そう考えているのは周りでも少数です。なんだかんだで荷物にもならないしいい選択肢の一つだと思いますね。